第32回 野菜のコラム 「インゲン」
マメ科インゲンマメ属
原産地は中央アメリカからメキシコ。
「インゲン」の名は江戸時代に明の隠元禅師により伝来したことから名がついたといいます。現在インゲンはマメを若いうち に鞘ごと食べるのがサヤインゲン。当時はマメとして利用していたようです。
旬:6月~9月 旬は夏ですが九州などは春。関東以北は夏。
お買い物ポイント:サヤの先までピンとしていて、線が鮮やかで全体的に細めでまっす ぐなものがよい。 黒い斑点やさやが白っぽくなっているのは、鮮度が落ちているので注意しましょう。
保存 乾燥するとすぐしなびるのでポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ保存。低温に弱いので早めに食べましょう。鮮度も落ちやすいのでかために塩茹でして冷凍保存をしてもよいでしょう。
調理のポイント:塩茹でにしますが、塩ずりしてゆでてもいいでしょう。
茹で上がったら水に取らずにざるに広げてすばやく冷まします。
品種 ●ドジョウインゲン⇒夏に多く出回る、柔らかく独特の風味を持つ。
●モロッコインゲン⇒平サヤ種で長さは20cmくらい。柔らかく煮物にもあう。
●十六ささげ⇒30cmにもなるものですが、柔らかく食べやすい。愛知県の特産品
お浸しやお肉を巻いてなどいろいろ使われるインゲンですが、多めの油で揚げ炒めすると甘みみがでて美味しいですよ。
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