第8回 「ホウレンソウ」について
冬は青菜の季節です。皆様おなじみの「ホウレンソウ」が美味しい季節になっています。お浸し、ソテー、サラダにといろいろな料理に登場しますね。
緑黄色野菜の代表格でもある「ホウレンソウ」沢山の栄養素が詰まっています。美味しい時期にいっぱい食べましょう。
緑黄色野菜の代表格でもある「ホウレンソウ」沢山の栄養素が詰まっています。美味しい時期にいっぱい食べましょう。
≪ホウレンソウ≫
アカザ科ホウレンソウ属、原産国はイラン、西アジア・中央アジア地域とのこと。
ヨーロッパと中国で独自に改良され、西洋種と東洋種ができました。日本には17世紀ごろ中国より伝わり、19世紀後半にフランスより西洋種が入ってきました。日本で本格的に栽培され始めたのは昭和に入ってからです。名前は伝来経路に当たったネパールの地名「ポーレン」由来し、「ホウレン」に変化したとか。
アカザ科ホウレンソウ属、原産国はイラン、西アジア・中央アジア地域とのこと。
ヨーロッパと中国で独自に改良され、西洋種と東洋種ができました。日本には17世紀ごろ中国より伝わり、19世紀後半にフランスより西洋種が入ってきました。日本で本格的に栽培され始めたのは昭和に入ってからです。名前は伝来経路に当たったネパールの地名「ポーレン」由来し、「ホウレン」に変化したとか。
ホウレンソウの旬は11月から3月ごろです。一年中見かける野菜ですが冬場のホウレンソウは霜にあたり甘味が増し、栄養価もグンと高くなります。
ホウレンソウの栄養
緑黄色野菜の代表格。
カロチン、ビタミンC、ビタミンB1、B2、カルシウム、鉄、葉酸などが含まれています。
カロチンは生活習慣病の予防に、ビタミンCはかぜの予防に、鉄や葉酸は貧血の予防に、特に葉酸は妊婦さんの初期、胎児のために必要と言われています。
緑黄色野菜の代表格。
カロチン、ビタミンC、ビタミンB1、B2、カルシウム、鉄、葉酸などが含まれています。
カロチンは生活習慣病の予防に、ビタミンCはかぜの予防に、鉄や葉酸は貧血の予防に、特に葉酸は妊婦さんの初期、胎児のために必要と言われています。
「ホウレンソウ」のいろいろ
●東洋種⇒葉が小さくとがって切れ込みがあり、根がピンク色。あくが少なく甘味がある。お浸しなどに向きます。「山形赤根」は有名。
●東洋種⇒葉が小さくとがって切れ込みがあり、根がピンク色。あくが少なく甘味がある。お浸しなどに向きます。「山形赤根」は有名。
●西洋種⇒葉が丸くて肉厚、根は緑色であくが強め。炒め物に向きます。暑さに強い品種です。
●交雑種⇒西洋と東洋の交雑種。最近の主流品種です。
●サラダホウレンソウ⇒あくが少なく生食向きの品種。水耕栽培で作ります。
ホウレンソウの保存
葉から水分が蒸発しやすいので濡らした新聞紙やキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れて根を下にして(畑にある状態)冷蔵庫で保管しましょう。
葉から水分が蒸発しやすいので濡らした新聞紙やキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れて根を下にして(畑にある状態)冷蔵庫で保管しましょう。
ホウレンソウの選び方
鮮度のチェックは根元と葉。みずみずしく葉はピンと張っているものを選びましょう。
鮮度のチェックは根元と葉。みずみずしく葉はピンと張っているものを選びましょう。
ホウレンソウの調理のポイント
○アクが心配?⇒ホウレンソウのアクは「蓚酸」と呼ばれるものでこれは水に溶けでるものです。ですから茹でたリ、水にさらす事でアク抜きができますが、今のホウレンソウはアクが少ない品種が開発されていて必要以上に水にさらさない方がいいでしょう。さらし過ぎると栄養分も失われてしまいます。
○ ゆで方⇒葉の部分と茎の部分では湯で時間を焼く10秒ほどすらして熱湯に入れるとよいでしょう。全体では茹ですぎないよう注意して、すぐ水にとり粗熱を取り、アクの強い場合は水に3分ほどさらしましょう。(長くても5分以内が目安です)。
○アクが心配?⇒ホウレンソウのアクは「蓚酸」と呼ばれるものでこれは水に溶けでるものです。ですから茹でたリ、水にさらす事でアク抜きができますが、今のホウレンソウはアクが少ない品種が開発されていて必要以上に水にさらさない方がいいでしょう。さらし過ぎると栄養分も失われてしまいます。
○ ゆで方⇒葉の部分と茎の部分では湯で時間を焼く10秒ほどすらして熱湯に入れるとよいでしょう。全体では茹ですぎないよう注意して、すぐ水にとり粗熱を取り、アクの強い場合は水に3分ほどさらしましょう。(長くても5分以内が目安です)。
美味しいひと手間
ホウレンソウは茹でた後よく水切りします。でも水っぽいときは「醤油洗い」をします。これをする事により水っぽさがなくなり、また和え物と作るときは是非やってほしいひと手間です。
醤油洗い⇒ホウレンソウ1束に対して、醤油小さじ2、だし大さじ2を合わせた物にホウレンソウをさっと浸して、軽く水気をきる。
お浸しで召し上がるときはこれにかつおぶしと軽くお醤油をかけるだけ、和え物も水っぽくなく仕上がります。
ホウレンソウは茹でた後よく水切りします。でも水っぽいときは「醤油洗い」をします。これをする事により水っぽさがなくなり、また和え物と作るときは是非やってほしいひと手間です。
醤油洗い⇒ホウレンソウ1束に対して、醤油小さじ2、だし大さじ2を合わせた物にホウレンソウをさっと浸して、軽く水気をきる。
お浸しで召し上がるときはこれにかつおぶしと軽くお醤油をかけるだけ、和え物も水っぽくなく仕上がります。
お薦めの「ちぢみホウレンソウ」
冬の寒さにさらす『寒締めホウレンソウ』と言う方法で栽培されたため厚めの葉の表面がちぢんだしわが入っています。霜にあてることにより葉がぎゅっと締まり、甘味も増し糖度が高いと10度以上になるものもあるようです。アクが少ないためお浸しなどに向きます。
歯ごたえがあり、甘味の強いこの「ちぢみホウレンソウ」は旬の冬場のみしか味わう事ができませんので是非、食べてみてください。この頃は八百屋さんに多く並んでおりますので、手に入りやすいでしょう。
歯ごたえがあり、甘味の強いこの「ちぢみホウレンソウ」は旬の冬場のみしか味わう事ができませんので是非、食べてみてください。この頃は八百屋さんに多く並んでおりますので、手に入りやすいでしょう。
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