第3回 「キュウリ」について
本格的な夏がやって来ました。でも今年は天候不順で夏野菜がちょっと心配です。
今回は今が旬の夏野菜「キュウリ」についてお話しましょう。
夏の水分補給、冷たいドリンクばかりを飲まずに、野菜を食べましょう。
今回は今が旬の夏野菜「キュウリ」についてお話しましょう。
夏の水分補給、冷たいドリンクばかりを飲まずに、野菜を食べましょう。
≪キュウリ≫
原産地はインド北西部のヒマラヤ山麗のキュウリですが、名前の由来は「木瓜」又は「黄瓜」と言われており、その昔は黄色く熟したキュウリを食べていたそうです。野生のキュウリは大変苦く、現在のキュウリになるまでは品種改良が続けられました。
1年中八百屋さんに並んでいるキュウリですが、旬は6月〜9月。ほとんどがハウス栽培で、夏の旬の時期は少しですが露地栽培のもの出回ります。
原産地はインド北西部のヒマラヤ山麗のキュウリですが、名前の由来は「木瓜」又は「黄瓜」と言われており、その昔は黄色く熟したキュウリを食べていたそうです。野生のキュウリは大変苦く、現在のキュウリになるまでは品種改良が続けられました。
1年中八百屋さんに並んでいるキュウリですが、旬は6月〜9月。ほとんどがハウス栽培で、夏の旬の時期は少しですが露地栽培のもの出回ります。
夏野菜の代表格の「キュウリ」、水分補給の強い味方です。96%が水分、ビタミンC、カリウム、カロチン等が含まれ、渇きを癒し、利尿作用が期待できます。夏のキュウリは冬場のものよりビタミンCなどが多く含まれています。また糠漬けにすると糠のビタミンB1、ビタミンK、カリウムがキュウリに移行して栄養が増加します。
夏の水分不足は脱水症状や熱中症の原因になります。水分をたっぷり含んだキュウリを食べましょう。
夏の水分不足は脱水症状や熱中症の原因になります。水分をたっぷり含んだキュウリを食べましょう。
旬の夏はいろいろな種類のキュウリが登場します。
● 白いぼキュウリ
現在栽培されている90%がこの種類です。皮が薄めで歯切れが良いです。1年中出回っています。
現在栽培されている90%がこの種類です。皮が薄めで歯切れが良いです。1年中出回っています。
● 四葉(スーヨー)キュウリ
本葉が4枚つく頃に実が成るのでこの名前がつきました。
大きさは白いぼの1.5倍の長さで、しわといぼが多いキュウリです。鮮度落ちが早いのですが、歯切れがよく漬物に向きます。
本葉が4枚つく頃に実が成るのでこの名前がつきました。
大きさは白いぼの1.5倍の長さで、しわといぼが多いキュウリです。鮮度落ちが早いのですが、歯切れがよく漬物に向きます。
● 加賀太キュウリ
石川県の伝統野菜。直径が8〜10cmほどある太く大きなキュウリ。皮は硬いが実は柔らかい肉詰め、煮物、漬物にする。他の品種よりもビタミンB2を多く含みます。
石川県の伝統野菜。直径が8〜10cmほどある太く大きなキュウリ。皮は硬いが実は柔らかい肉詰め、煮物、漬物にする。他の品種よりもビタミンB2を多く含みます。
私のおすすめキュウリ 「フリーダムキュウリ」
私がよく買い物に行く、吉祥寺の「麦わら帽子」と言うお店にあるキュウリです。
いぼ無しのキュウリで普通のキュウリより少々短めですが香りがよく、実がしまっていて食味がとても良いキュウリです。山形の酒田から毎日送られてくるそうです。
7月の料理教室でもフリーダムキュウリはキュウリを叩いて中華風の甘酢につけたさっぱりしたキュウリの前菜に、ブルームキュウリはキュウリのひき肉炒めと加熱して使いました。どちらのキュウリも実がしっかりとして美味しく生徒さんに好評でした。
フードギャラリーにお料理が載っています。ご覧下さい。
私がよく買い物に行く、吉祥寺の「麦わら帽子」と言うお店にあるキュウリです。
いぼ無しのキュウリで普通のキュウリより少々短めですが香りがよく、実がしまっていて食味がとても良いキュウリです。山形の酒田から毎日送られてくるそうです。
7月の料理教室でもフリーダムキュウリはキュウリを叩いて中華風の甘酢につけたさっぱりしたキュウリの前菜に、ブルームキュウリはキュウリのひき肉炒めと加熱して使いました。どちらのキュウリも実がしっかりとして美味しく生徒さんに好評でした。
フードギャラリーにお料理が載っています。ご覧下さい。
キュウリの白い粉のようなもの、実はとても大切なもの
キュウリ自身が自分を守るために自然に出るロウで白い粉のように見えるものは「ブル−ム」と言って水分の蒸発を防ぐ働きをしています。
農薬とまぎらわしいという理由で嫌がられ、ブルームレスキュウリが開発され,現在のキュウリはほとんど「ブルームレス」です。
フルームレスのキュウリは実が柔らかめで、皮が厚く、香りが劣ります。しかし日持ちが良いので販売店では喜ばれ需要が増えました。
ブルームキュウリを見つけられた際には、是非食べてみてください。
キュウリ自身が自分を守るために自然に出るロウで白い粉のように見えるものは「ブル−ム」と言って水分の蒸発を防ぐ働きをしています。
農薬とまぎらわしいという理由で嫌がられ、ブルームレスキュウリが開発され,現在のキュウリはほとんど「ブルームレス」です。
フルームレスのキュウリは実が柔らかめで、皮が厚く、香りが劣ります。しかし日持ちが良いので販売店では喜ばれ需要が増えました。
ブルームキュウリを見つけられた際には、是非食べてみてください。
調理のポイントはキュウリを塩でもむと酢の物のときなど味の馴染みがよく、青臭さも消えます。
また、少量の塩をまぶしてまな板の上を転がす板ずりをすることにより、調味料が浸透しやすくなり、表面についたいぼも取れます。
生調理以外炒めても美味しいですよ。
また、少量の塩をまぶしてまな板の上を転がす板ずりをすることにより、調味料が浸透しやすくなり、表面についたいぼも取れます。
生調理以外炒めても美味しいですよ。
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