第16回 「カリフラワー」について


冬野菜の季節、寒さも本格的になってきました。野菜でビタミンCを補給して、風邪を撃退しましょう!
今回の話はビタミンCの宝庫「カリフラワー」です。
【カリフラワー】について
アブラナ科アブラナ属
キャベツの仲間でブロッコリーの突然変異から白いカリフラワーになったと言われています。日本には明治初期にアメリカより入り、1960年代の人気野菜となりました。今はブロッコリーに押され、少々生産が減少気味。ほのかな甘味と苦味のあるカリフラワーはつぼみが未熟なままに肥大した花球を食べます。つぼみは収穫しないと菜の花のような黄色い花をつけます。
【カリフラワー】の旬11月〜3月ですが、一年中食べられる野菜です。
「カリフラワー」はビタミンCが大変豊富に含まれており、加熱しても減少量が少ないのが特徴です。疲労回復、美肌効果が期待できるビタミンC、茎にも豊富なので捨てずに食べましょう。アブラナ科の野菜に含まれているイソチアネートは免疫機能を高めます。他、食物繊維も豊富に含まれています。
【カリフラワー】の種類
品種による味の差はほとんどありません。
  • 白色カリフラワー⇒良く出回っている種類。花蕾が白いもので葉を花にかぶせて日光に当てずに育てたものです。
  • 紫カリフラワ⇒「バイオレットクィーン」花蕾が紫色でアントシアニンが含まれてる。冬場に少量で廻ります。
  • オレンジカリフラワー⇒「オレンジブーケ」花蕾がカロテンを含んだオレンジ色で、茹でると濃いオレンジ色になります。
  • ロマネスコ⇒「うずまき」「さんごしょう」の別名があります。イタリアの伝統野菜でヨーロッパではポピュラーな品種。全体が円錐形で一見ブロッコリーのようですが味はカリフラワーです。(写真参照)
【カリフラワー】の選び方
つぼみが固くしまって重みがあるもの。外葉もしおれていなく、花蕾がこんもりと丸く色の変色がないもの。茎が太い方が甘いようです。
【カリフラワー】の保存法
ラップに包んで冷蔵庫に保存しましょう。
茹でてから冷蔵保存でもよいし、冷凍保存も可能です。
【カリフラワー】調理のポイント
  • アクがあるため、塩を加えた湯で下茹でしましょう。
  • <又は小麦粉を加えても良いでしょう。小麦粉は塩と同じように沸点が上がり、表面をコートして旨みを逃さず、アク取りの効果もあります。白いカリフラワーは酢又はレモン汁を加えると白く仕上がります。>又は小麦粉を加えても良いでしょう。小麦粉は塩と同じように沸点が上がり、表面をコートして旨みを逃さず、アク取りの効果もあります。白いカリフラワーは酢又はレモン汁を加えると白く仕上がります。
料理教室「ミルポア」では2009年2月は「カリフラワー」の料理を紹介します。
(1月は教室はお休みとなります。)

吉祥寺の料理教室ミルポア

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