第37回 野菜のコラム「ルバーブ」

この頃東京の八百屋さんでもルバーブを見かけることがおおくなりました。
ジャムやお菓子などに使われ、最近は良く見られる野菜ですが、甘酸っぱい香りと酸味が特徴のルバーブは「夏が来た!」と感じさせてくれる野菜の一つです。どんな野菜かご紹介しましょう。


ルバーブ(タデ科)原産地:シベリア南部
蕗に似た草姿で、ズイキや蕗のように太い葉柄を食べます。
ヨーロッパでは昔から栽培されておりポピュラーな野菜です。
日本には明治の初めに入ってきていますが、あまり一般的ではなく、最近になりジャムやお菓子などによく使われるようになりました。
葉柄は赤がかったもの、青みがかったものがあります。葉のほうはシュウ酸が強く食用にはあまり向かないようです。
ルバーブはリンゴに似た酸味と杏のような香りがあます。
 
は6月~9月
 
栄養はルバーブの赤色はアントシアニンの仲間。坑酸化作用、老化防止、ガン抑制などが期待できます。他に神経を沈める働きのあるカルシウム、便秘解消、動脈硬化抑制に効果のある食物繊維が豊富、血流を良くするカリウム、肉の消化を助ける酵素が入っています。
 
保存はラップに包んで冷蔵庫に。なるべく早く使うことがお勧めで、ジャムやコンポートなど
保存品にしておくと良いでしょう。
 
調理のポイントは生食の場合はアク抜きをしましょう。水にレモン汁を入れたものに、ルバーブを薄切りにして、アク抜きをするといいでしょう。ルバーブの皮は気になるようでしたら剥きますが、ジャムにするときなどは剥かなくてもいいでしょう。
 
ルバーブのジャムのレシピはこちらをご覧ください。