愛ネコ「ノーラ」との別れ
うちには2匹のネコがいました。
1匹はうちの周りで餌をあさっていたネコを保護し,庭で飼い始めました。それが「ノーラ」(推定20歳)
もう1匹は隣の空き地に捨てられていた仔猫「ミニィ」(満2歳8ヶ月)
先日先輩ネコ「ノーラ」が永眠しました。
この猫は以前お風呂に入っていたのをブログで紹介した猫なのですが、はじめは野良猫そのもの、餌をあげると手を出しひっかく!でも人にすりすりする、そのうちわたしたちは敵ではないと悟ると、とにかく甘えるネコでした。
うちの庭で寝るようになり、獣医さんに連れて行くと「そうねぇ、5歳ぐらいかな?」と言われてうちで15年、亡くなったときの年齢は推定20歳!
家に入るようにも仕向けましたがとうとう入らず、庭暮らし。気ままで気に入っていたのでしょう。
ノーラは東北の震災の年からだんだん呆けてきて、変な鳴き声を出すようになり、獣医に相談するともう年だし、「安楽死考えたら?」と言われ「え~!そんな~」「先日も同じようなネコがいて安楽死させたから「と軽く言われ。とても良い獣医さんなのですが、ちょっとびっくり。
そしたら次の日からいなくなり、自分が迷惑かけているのわかっていなくなったのかな?と思い、一度はその時にあきらめました。
そしたら1ヵ月後、すご~くやせて戻ってきました。
わたしたちは大喜び!主人は仕事の途中で帰ってきたぐらい。
それから3年近く家で穏やかに暮らしていました。
最後は夜中に発作を起こし、意識を失う状態でしたが、朝ふらふらしながら自分で餌を食べ、そしてお水も飲みました。
そして寝床に戻るのをわたしたちは仕事に行く準備をしながら、大丈夫かなと思いながらも見ていました。
準備が終わり、ふと目をやると変な格好で寝ていたので「ノーラ、大丈夫?」と声をかけたときはもう亡くなっていました。
びっくりしましたが、年でしたので覚悟はしていました。
死ぬ前までご飯食べて、お水飲んで・・・・、驚くほど安らかな顔で旅立ちました。
わたしたちもこのようにお別れができたら・・・と、
「ノーラ」は人をほっこりさせるネコでした。
小屋の上で日向ぼっこが大好きのノーラ、よたよたしながら登っていました。
さようならノーラ、またどこかで会いましょう!
0コメント